【ドバイ・ターフ】ドウデュース獣医検査は一発クリア 友道調教師「『This year is OK』と言われました」

芝コースで抜群の動きをみせたドウデュース(カメラ・高橋 由二)
芝コースで抜群の動きをみせたドウデュース(カメラ・高橋 由二)

◆ドバイ・ターフ・G1(3月30日、メイダン競馬場・芝1800メートル)追い切り=27日、同競馬場

 昨年の有馬記念を制したドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が、絶好の伸び脚を見せつけた。

 芝コースで5ハロン追い。リズム良くスタートし、次第に力強さを増した。大きく外を回りながら直前に向くと、自然と加速。騎乗した前川助手は軽く促す程度だったが、猛然とした勢いで駆け抜けた。ゴール板を過ぎてもまだ伸びており、余力もあった状態。友道調教師は「こちら(ドバイ)の計測では(ラスト1ハロンが)10秒台だったらしい。見ているより時計が出ていた。無理していなくて、あの時計」と目を丸くした。

 昨年は左前肢ハ行のため直前に出走取消となったが、今年は、追い切り後に行われた獣医検査を一発でクリア。指揮官は「『This year is OK』と言われました」と笑顔を見せた。1年越しのリベンジに向けて、不安はない。

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