豪華なライン(栗東)

コントレイル
コントレイル

 こんにちは、山本です。本日はやって来ました、中京からのパッチパチ。実は昨夜の到着直後、穏やかでおなじみのワタクシが実に数年ぶりに激怒する案件があり、おとなしいはずの初日の名古屋で悪酔い…(LINEで当たり散らした約1名の方、多分見ているでしょうし、ゴメンなさい)。波乱の幕開けですが、早速行ってみましょうか♪

 さて、今週のこと。ある厩舎の大仲(休憩所)で取材中、結構な長い話しになりました。1時間近かったかな。そこには椅子があったのですが、数が足りずに立って話を聞くことに。まぁ、それはいいんです。その長い話は最初の15分ほどで人が半分ぐらいになり、椅子が十分に足りるほどの人数になったのですが、話が終わりそうで終わらないという展開。途中で「ちょっと失礼」と言って、座るのも空気を乱すような雰囲気で、ずっと立っておりました。

 話は面白く、盛り上がっていたんですが、途中から腰が重く、痛くなってきたんですよね。今までに味わったことない感覚です。肩や腕などの痛みはたまにあったんですが、腰は全く初めてです。子供の頃から腰痛=加齢の影響みたいな感覚があって、同年代の友人に「腰がなぁ」なんてボヤかれると、「年取ったな」と返していたのに…。その後に引きずることのない痛みだったんですけど、何か妙に凹んだことは間違いない。もう初老。現実は甘くありません。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を、と書きたいけど、そんなに話題がないなぁ。

 いいタイミングなので、本日から2歳情報中心のブログに切り替えます。当然、3歳の情報を盛り込みますが、基本は2歳でいこうかな、と。栗東でも徐々に緑ゼッケンが増え、そんな時期です。徐々に厩舎取材も進んでいます。毎年のことですが、管理予定馬を教えていただき、コメントをいただいている調教師の方々には感謝するばかり。その善意をなるべく、読者の方に懇切丁寧に伝えていくのが当ブログの使命だと思っています。

 今日は今年の2歳馬取材を真っ先に行った杉山晴厩舎についてです。今年の3歳世代の活躍については言わずもがな、かとは思いますが、2歳世代に関してもバラエティーに富んだラインアップと言えそうです。「先出し」の形で2頭、3月15日更新分で書いているので、そちらの方もご覧いただければ。

 まずは藤田晋オーナーのカモンメーン(牡、父エピファネイア、母ホームカミングクイーン)ですね。セレクト1歳セールで1億6000万円。半兄に重賞勝ち馬のダノンマッキンリーがいます。現時点で馬体は460~470キロぐらいとのこと。「上がダノンマッキンリーで、気性が激しいと聞いています。この馬も気の勝ったタイプの中でも、もう一つ勝っているイメージはありますが、ノーザンさんの中でも評価の高い一頭。気性がポイント」と杉山晴調教師は冷静に分析しつつ、期待を口にします。ダノン=モーリスから、父がエピファネイアに替わったこともあり、距離に融通を利かせていきたいとのこと。気性的に仕上がりは早そうな感じですが、心身のバランスを見極めながら、動かしていく時期を考えるようです。

 藤田オーナーでは牝馬でピカキウイ(牝、父エピファネイア、母ゴーマギーゴー)もいます。こちらはディープの最終世代として注目を集めたオープンファイアの半妹で、セレクト当歳セールで1億3000万円がつきました。牝馬ながら、すでに500キロを超えているとのこと。「牝馬ではかなり骨太でガッチリしています。幅もありますし、正直、今までのうちの牝馬のエピファネイアでは一番大きい。母系からもスピードありそうです」。杉山晴厩舎=エピファ牝馬といえばデアリングタクトがいるわけで、その中で「一番」という言葉を使われると、サイズ感だけでも、オッと思ってしまうのはワタクシだけ? ちなみに藤田オーナーとのラインではダノンプレミアムの下になるドンテスタマスター(牡、父コントレイル、母インディアナギャル)も入ることになっています。

 この流れで同じお父さんのロードスタニング(牡、父コントレイル、母エンジェルフェイス)についても触れておきましょう。この馬は同じ杉山晴厩舎にいるクランフォードの弟になります。活躍馬の結構いる母系ですよね。「バランスがいいですね。すごくいい馬です。芝でこそ、ですね。硬さもないですし、いかにも本馬場に入れて、弾むようなイメージでやっています。中距離はもつんじゃないかな、と思う」とかなりの好感触でした。母系の裏付けもありますしね。「できれば早めにゲートを受けて、成長を促して、秋に向けてという。王道路線で行っていい馬なのかなと思っています」というイメージ。これは注目の一頭です。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神1R・4ハギノコラソン(後方から外を回る競馬が多いが、今回は坂井Jとのコンビ。しっかり位置を取りにいくはずで前進必至)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神6R・7タガノマカシヤ(ここ先手主張か。もまれなければ走る)

中山11R・2スズカコテキタイ(徐々に復調気配。自分の庭でそろそろ)

中京5R・17スリーラーケン(外枠でも先手取り切れば踏ん張り通す)

中京10R・12ショウサンキズナ(この舞台でハンデ戦。狙っていた鞍)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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