ミックスな時期再び(栗東)

リラエンブレム
リラエンブレム

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ホントは自宅に帰る時間ですが、祝日で高速が渋滞中との情報を見て、ビビって、栗東で書き上げます。では早速、行ってみましょうか♪

 さて、年に2回の祭典。高校野球です。すでに今年も某日、現地で観戦する予定。プライベートで阪神戦を見たことはありませんが、この時期と夏だけは甲子園球場が歩いて行ける距離であることが本当にありがたい。

 ところが、ですよ。今は寒い、寒すぎる! 昨日の早朝に栗東に向かう時、我が家の近くは雪が舞っていました。京都近辺では吹雪に近い状態になって、前が見えづらかったほど。で、今朝は車に乗ろうと思ったら、見事にガラスがすべて氷のコーティングですよ。そんな極寒の中、高校球児たちは試合をしている。これは、なかなか大変です。夏はあれだけ熱中症対策について話題になるのに、センバツは寒さとの戦いって、高校球児はホントに大変だなぁ、としみじみ。とはいえ、やっぱり見てしまうものでして、防寒対策をしっかりして、熱戦を見届けたいと思っております。

 ということで、そろそろ本題へ。栗東でのナマ取材を中心にお伝えしましょう。

 来週は毎日杯が行われます。主役となるのが「1強」3歳牡馬路線の中で注目が集まるリラエンブレム(牡、父キズナ)でしょう。今週の1週前追い切りには浜中Jが騎乗。「ちょっと、まだ太いですね。前走から特に変わった感じはないですよ」と冷静に説明しつつ、「相変わらず極ユル(緩い)です」と笑顔。確かに攻め馬で抜群に動くとかいうタイプじゃないんですよね。そんな状態でも乗っている時に躓いたりすることは、ほぼないらしいんですよ。「体幹がしっかりしている。自分でバランスをキープできているんです。走る馬の特徴です」と語ります。とにかく、前走のシンザン記念で見せた極上の切れ味は紛れもなく一級品。さて、衝撃は続くのか。注目です。

 この毎日杯には福永厩舎のネブラディスク(牡、父ドゥラメンテ)も参戦します。今回は在厩で、手元に置いての調整が続いています。「それなりに負荷をかけました。新馬の頃よりはいいけど、この馬は難しいから。テンションは少しマシになった感じがする」と福永調教師は冷静に分析します。阪神外回りに舞台が替わりますから、瞬発力も求められる戦い。まだ、成長途上の段階とは思いますが、どんな走りをするかでしょう。

 そうそう、桜花賞に向かうランフォーヴァウ(牝、父ロードカナロア)は坂井Jとのコンビ。栗東に入っている2歳馬のイニシオ(牡、父キタサンブラック、母ウインミレーユ)は明日、ゲート試験を受けるとのことです。福永調教師は「この時期だから体力はまだないけど、いい馬やで。脚が軽い」と今日も評価は高かったですよ。

 今日の栗東には池江厩舎の第一号になるのかな、ブレナヴォン(牡、父インディチャンプ、母ラナモン)が入ってきました。こちらは社台RH。兄にダートでオープンまで出世したバハルダールがいますね。あと、杉山佳厩舎には母に重賞勝ち馬を持つボクサークラブ(牡、父レイデオロ、母コレクターアイテム)が入ってきました。この馬についてはすでに聞いていて、トレーナーの評価も非常に高い一頭です。また、しっかりとお伝えします。

 昨日のXでも触れましたが、松下厩舎には昨日、2冠牝馬となったチェルヴィーノの弟になるチェルヴァーラ(牡、父エピファネイア、母チェッキーノ)が入ってきました。こちらも後日、しっかり書きますが、感触はかなり良かったです。あと、今日の栗東にはタイセイボーグ(牝、父インディチャンプ、母ヴィヤダーナ)が入ってきたようです。こちらはミックスセール(3700万円)の出身。兄に橋口弘次郎元調教師が管理していたダノンメジャーがいます。

 ということで、2歳の話題も増えてきたところで、今日はここまで。また明日です。ではでは

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