
こんにちは、山本です。本日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、昨日の栗東。記者仲間のS社のTクンと軽く飲みつつ、食事をしたのは午後9時過ぎでした。というのもTクンがグリーンチャンネルの予想番組に栗東からリモートで出演していたため。それが終わってからのメシ会になりました。彼は初出演。普段は10歳以上も年上であるはずのワタクシに敬意のかけらもない後輩ですが、明らかに緊張が伝わり、会話では「そうですね~」を乱発し、そうかと思えば突然、彼女のことをノロけ始めたりする。なかなかなデビュー戦だったようです。
ワタクシはうちのYouTubeを含め、動画系はどうも苦手。基本は後輩に振ります(笑)。とはいえ、たまにご指名があった時は出たりする。これね、記者仲間でもテレビなどに出演経験が豊富な人は慣れているんですよ。1年ほど前に某ネット系の企画でリモートで他社の記者仲間の方々と対談があったんですけど、地上波でよく見る東京S社のI君なんて本当にお上手。「ヤマタケさん、どう思います?」なんて、いわゆる「回し」みたいなことまでしている(司会の方もいたのに…)んですから、お見事という他はない。グリーンチャンネルでよく見るD社のIさんも普段から同じ関西で仕事をしているとはいえ、さすがの「べしゃり」。すらすらと言葉が出るんですよね(もちろん、ちゃんと下調べされているんですけど…)。
ということで、その時におとなしかったワタクシはやっぱりパッチパチを極めようということで、そろそろ本題へ。今日は珍しく本日の競馬から入ります。中山11RでアネモネSが終わり、桜花賞への道が固まってきました。ちょっと、ボーダーを探っていきましょう。
チューリップ賞〈1〉
クリノメイ(牝、父オルフェーヴル)=栗東・須貝
チューリップ賞〈2〉
ウォーターガーベラ(牝、父レイデオロ)=栗東・石橋
チューリップ賞〈3〉
ビップデイジー(牝、父サトノダイヤモンド)=栗東・松下
報知杯FR〈1〉
ショウナンザナドゥ(牝、父キズナ)=栗東・松下
報知杯FR〈2〉
チェルビアット(牝、父ロードカナロア)=栗東・高野
報知杯FR〈3〉
ボンヌソワレ(牝、父レイデオロ)=美浦・宮田
アネモネS〈1〉
トワイライトシティ(牝、父エピファネイア)=栗東・杉山晴
アネモネS〈2〉
プリムツァール(牝、父イスラボニータ)=美浦・蛯名正
〈9〉アルマヴェローチェ(牝、父ハービンジャー)=栗東・上村、3850万
〈10〉エンブロイダリー(牝、父アドマイヤマーズ)=美浦・森一、2400万
〈11〉エリカエクスプレス(牝、父エピファネイア)=栗東・杉山晴、1900万
〈11〉ランフォーヴァウ(牝、父ロードカナロア)=栗東・福永、1900万
〈13〉ヴーレヴー(牝、父サトノクラウン)=栗東・武幸、1700万
〈14〉ダンツエラン(牝、父ロードカナロア)=栗東・本田、1600万
〈14〉ブラウンラチェット(牝、父キズナ)=美浦・手塚久、1600万
〈16〉マピュース(牝、父マインドユアビスケッツ)=美浦・和田勇、1250万
〈17〉ナムラクララ(牝、父アドマイヤマーズ)=栗東・長谷川、1200万
〈18〉リンクスティップ(牝、父キタサンブラック)=栗東・西村、800万
〈19〉ティラトーレ(牝、父リアルスティール)=美浦・牧、750万
〈20〉スリールミニョン(牝、父ミスターメロディ)=栗東・高橋康、600万
〈20〉モズナナスター(牝、父モズアスコット)=栗東・矢作、600万
〈20〉リリーフィールド(牝、父モズアスコット)=栗東・小崎、600万
〈20〉コートアリシアン(牝、父サートゥルナーリア)=美浦・伊藤大、600万
ということで、賞金上位馬が報知杯FR、アネモネSと優先出走権を取らなかったため、ボーダーが下がることは現時点でなさそうですね。リンクスティップまでが「当確」じゃないでしょうか。トライアルを見た感じでは、阪神JF組が現時点では上位という見立てでしょうか。その勝ち馬、アルマヴェローチェも栗東に戻ってきて、順調に成長しているみたいですよ。
あと、強調したいのはアネモネSをトワイライトシティで勝った杉山晴厩舎の勢い。皐月賞はジョバンニ、サトノシャイニングの2頭出しで、桜花賞も2頭出しになりそう。ゆきやなぎ賞もゲルチュタールが勝ちましたからね。ちょっと、勢いが止まりません。
その杉山晴厩舎、実は今年の2歳馬取材がすでに終わっています。今日は2頭だけ取り上げます。まずは単純に感触のよさでオッと思ったのがクランズクラウン(牝、父アドマイヤマーズ、母ブルークランズ)です。馬主は社台オーナーズ。昨年の桜花賞馬、ステレンボッシュの妹になります。「シンプルにいい馬ですよ。いかにも走りそうな感じです。アドマイヤマーズだけど、距離ももつんじゃないかな。マイラーというよりは中距離寄りのイメージ。この馬は楽しみですね」と杉山晴調教師から賛辞が続々と飛び出していました。現時点の話になりますが、夏前あたりにゲート試験を受けて、秋デビューを目指せれば、という感じ。明らかに「王道」を意識しているような雰囲気でした。
もう一頭は牡馬。杉山晴厩舎といえば、この産駒でしょうということでジェニサの23(牡、父エピファネイアです。馬主は草間庸文さん。姉には矢作厩舎に所属し、オープンで活躍するグランスラムアスクがいますね。この馬の取材で興味深かったのが「エピファネイア産駒らしくない体形です。顔はすっきりしていますし、そこまで胴が長いという感じでもなく、見栄えがします。今まで手がけてきたエピファ産駒の中では異色かな」という言葉。さて、これがどっちに出るのか。距離はもちそうとのことで、ハマればクラシック路線ということも十分にあるでしょうね。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
阪神9R・2ジュンヴァンケット(能力は相当に高いがカギは気性。とはいえ、実績ある道悪で本領発揮とみた)
続いては「馬券王への道 延長戦」でございます。
阪神8R・13ジーベック(「攻め馬はいい感じで戻ってきました」と岡助手が好感触)
中京10R・2ストップヤーニング(道悪の7ハロン戦はデビューVと同じ条件)
中京11R・6クイーンズウォーク(前走は展開&小回り不向き。広いコースで見直せる)
今日はここまで、また次回です。ではでは