【岩田康誠の熱血!競馬道】ローランドと皐月賞“切符”つかむ

ローランドバローズ
ローランドバローズ

 ホウオウビスケッツで臨んだ金鯱賞は2着でした。前走で騎乗していたデシエルトが行って、2番手から運ぶのは予想していた形。結果的に自ら動かざるを得ない競馬になりましたが、想定以上のペースで引っ張られていましたからね。微妙に仕掛けが早かったかも、という気持ちはあります。

 5か月ぶりに手綱を執りましたが、状態は良かったです。ただ、使った後も順調ならば、その先に大阪杯(4月6日、阪神)を見据えていた始動戦。次はもっと良くなりそうな余地も感じました。相手はグンと強くなりますが、上積みを加えた状態で一発を狙いたい。

 今週は土、日ともに阪神で騎乗します。土曜メインの若葉Sはローランドバローズ。兄にダート路線で活躍するウィリアムバローズがいる血統ですが、走りが軽かったので芝でも面白いんじゃないかと思っていたんです。前走はうまく内から脚を使ってくれましたが、相手が強かったですね。十分にメドは立ったと思います。今回は皐月賞トライアル(2着まで優先出走権)。相手関係など楽ではありませんが、何とか最後の“切符”をつかむつもりです。(JRA騎手)

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