
【阪神11R・若葉ステークス】2枚の皐月賞切符をかけた重要な一戦は、ジョバンニで断然だろう。2戦目の野路菊Sから3戦続けて2着だが、いずれも違う競馬場だったことを考慮すれば立派な内容。前走のホープフルSは内を立ち回り、直線は勝ったクロワデュノールの後を追うように伸びて2着。その勝ち馬は牡馬クラシックの大本命で、3着馬ファウストラーゼンは報知杯弥生賞ディープインパクト記念を勝利。現3歳世代ではトップレベルにいる。
1週前追い切りの12日に、栗東・CWコースで6ハロン79秒8―11秒2で追われた。当時は走りに力みが見られたが、最終追い切りではしっかりと折り合い、不安はなくなった。あくまでもここはG1への叩き台ではあるが、負けられない。
ミッキーゴールドの前走は勝ち馬がしぶとかった。連勝こそ止まったものの、相手なりに走れる点は強み。引き続き状態も良く、優先出走権を狙える存在だ。タイセイリコルドは前走のあすなろ賞では好位でためが利き、強い内容で勝ち切った。オーバーペースだった2走前は度外視できる。