
◆毎日杯・G3(3月29日、阪神競馬場・芝1800メートル)1週前追い切り=3月20日、美浦トレセン
前走の京成杯で4着に敗れたキングノジョー(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父シルバーステート)は、初コンビの坂井瑠星騎手を背にWコースで併せ馬を実施。エオアリイ(3歳未勝利)を大きく追走すると、直線では仕掛けられて内から1馬身先着した。
タイムは6ハロン78秒6、5ハロン63秒9と、どちらもこの日の最速(ラスト11秒4)をマーク。序盤はかなり行きたがるそぶりを見せながらも最後の伸びは力強く、課題と能力を同時に感じさせる内容だった。鞍上は「良くも悪くもイメージ通りでした。動きはいいけど、やっぱりメンタルだったり操縦性はすごく難しい。自分との戦いですね」と言葉に力を込めた。