【フラワーC】ゴーソーファーが豪脚生かして上々のラスト11秒4 津村騎手「すごくよかった」

ゴーソーファー(左)は積雪前に併せ馬で躍動
ゴーソーファー(左)は積雪前に併せ馬で躍動

◆フラワーC追い切り(19日・美浦トレセン)

 今週末の4重賞の追い切りが19日、東西トレセンで行われ、第39回フラワーC・G3(22日、中山)では、美浦の積雪前にWコースで追い切ったゴーソーファーが上々の動きを披露した。

  秘める脚力をアピールするには十分だった。重賞初制覇を狙うゴーソーファーは、美浦のWコースで外アルドール(4歳2勝クラス)を1馬身半追走する形から、5ハロン69秒1―11秒4の馬なりで楽に併入した。1週前に引き続き手綱を執った津村は「すごくよかった。先週は重たさが残る感じだったが、今週は一段階上がっていい動き」と好感触に舌も滑らか。明け方からの降雨による道悪馬場をものともせず、ラストの好時計が光った。

 オープン入りを決めた前走は、道中は後方から3角過ぎでスパートして、直線も鋭い決め手を発揮した。エンジンの良さは折り紙付きだが、今回は1ハロンの距離短縮となり、あまりスタートが速くない点が課題になる。手塚久調教師は「スタートしてすぐにコーナーなので、位置取りがポイントになる」と、立ち回りをポイントに挙げた。

 それでも目標に見据えるオークス(5月25日、東京)に向けて期待は膨らむ。素質を高く評価する手塚久師は「前回みたいな脚を使えれば本物。本物だったら相当走る。楽しみです」ときっぱり。ここで真価を発揮したい。(坂本 達洋)

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