
◆第73回阪神大賞典・G2(3月23日、阪神競馬場・芝3000メートル、1着馬に天皇賞・春の優先出走権)追い切り=3月20日、美浦トレセン
昨年のメルボルンCで鼻差2着に大健闘して、前走のダイヤモンドSで4着だったワープスピード(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父ドレフォン)が、前日の降雪の影響で予定を1日延ばした最終追い切りを完了した。Wコースでバトルクライ(6歳オープン)を先行する形からスタートして、5ハロン67秒0―11秒9で一杯に追って併入に持ち込んだ。
高木調教師は「1日延ばしましたけど、順調だと思います。そんなに調教で走る馬ではないが、そのわりには頑張っていた」と、うなずいた。もともと調教駆けするタイプではなく、併走馬と比べて脚いろは劣ったが、仕上がりに不安はなさそうだ。