![クリノガウディーは洗い場で気持ちよさそうな表情](https://hochi.news/images/2019/11/12/20191112-OHT1I50135-L.jpg)
◆第36回マイルCS・G1(11月17日・芝1600メートル、京都競馬場)
今年も富士S組に気をつけろ! マイルCS(17日、京都)は過去10年で前走富士S組が8年で馬券対象に。5頭が出走する今年も目が離せない。クリノガウディーは4着に終わった富士Sが不完全燃焼の内容。藤岡佑介騎手(33)とコンビ復活で大駆けを狙う。
富士S4着からの臨戦となるクリノガウディー。前走は後方から勢いよく追い込んだが、残り150メートル付近で前が壁になってブレーキをかける不完全燃焼の内容だった。
「疲れも取れて、いい状態。スムーズなレースができることだけを願っています」と藤沢則調教師。今回、手綱は朝日杯FS(9番人気)で2着に導いた藤岡佑に戻る。トレーナーは「1週前追い切りで成長を感じてもらえました。折り合いの不安は解消。自信を持って乗ってくれたら」。急きょの乗り替わりだった先週のエリザベス女王杯で、7番人気のクロコスミアを2着に“残した”鞍上の再度の好プレーに期待した。
中京も含めた関西圏では《1》〈2〉〈2〉着とオール連対。京都外回りは新馬で鮮やかな差し切り勝ちを収めている。「後肢に力がついてきたので、末脚を生かす競馬で頑張ってほしい」と藤沢則師。一昨年、昨年と続けて3歳馬がV。激走への条件はそろっている。(吉村 達)