武豊、馬主の近藤利一氏を悼む 「ダービーを勝たせていただいた」

武豊騎手
武豊騎手

 「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一氏が17日朝、大阪市内の病院で亡くなった。77歳だった。近藤さんは今年7月9日のセレクトセール終了後には抗がん剤治療が終了したことを報告していたが、関係者によると、その後に転移が見つかり、現在は闘病中だった。

 同オーナーは1984年に中央競馬の馬主資格を獲得。96年の平安S(アドマイヤボサツ)で重賞初制覇を果たすと、98年の朝日杯3歳S(アドマイヤコジーン、当時)でG1初制覇。翌99年の日本ダービーをアドマイヤベガで制した。07年にはドバイ・デューティフリーのアドマイヤムーンで海外G1を初制覇。現在も昨年の朝日杯FS、今年のNHKマイルCとG1・2勝を挙げるアドマイヤマーズなど多くの現役馬を所有している。

 名物オーナーの死去に関係者が追悼のコメントを寄せた。

 武豊騎手「日曜朝に聞きました。たくさん乗せていただき、特にダービー(99年アドマイヤベガ)を勝たせていただいたことが印象に残っています。多くの思い出があるので残念ですね」

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル