南関東の短期免許を取得したフランスのミカエル・ミシェル騎手(24)=川崎・山崎裕厩舎=は29日、この日の3鞍目となった川崎競馬5R(ダート1400メートル)で、単勝1・9倍の1番人気に支持されたベルロビン(牝4歳)に騎乗し、7枠10番から先行すると、好位2、3番手で運び、4角で先頭に立ってそのまま押し切り、6馬身差で地方競馬初勝利を飾った。ゴールの瞬間は、右手を大きく回して笑みを浮かべた。
レース後のミシェル騎手は「すばらしい! やった!という気持ちです。競馬場に足を運んで応援してくださった皆様、ありがとうございました。何度お礼を言っても足りないくらいです。ありがとう! ありがとう! ありがとう! みんな大好きです!」と、興奮気味のコメントを寄せた。
川崎競馬3日目のこの日は計6鞍に騎乗を予定し、3Rは11着、4Rは7着だった。
地方競馬デビューだった27日の川崎では、5鞍に騎乗して2着1回、3着2回。28日は6鞍に騎乗し、3着2回と、2日続けて馬券に絡む活躍を見せている。