【秋華賞展望】桜花賞馬ステレンボッシュとオークス馬チェルヴィニアが力上位だが波乱の目も

秋華賞の出走予定馬。※騎手は想定
秋華賞の出走予定馬。※騎手は想定

 第29回秋華賞・G1が13日、京都競馬場の芝2000メートルで行われる。

 桜花賞を勝ち、オークスでも2着だったステレンボッシュ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)は今回も栗東入りして調整中。ただ硬さが出て、1週前追い切りが1日延びたのは少し不安が残る。9日の最終追い切りは要チェックだが、力を出し切れれば6戦3勝、2着3回と抜群の安定感で一歩リードしている。

 オークスを制したチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)は桜花賞当時とは違い、今回は美浦からの長距離輸送を経て挑む。唯一崩れたのが右回りの桜花賞で、その点は気がかりだ。

 割って入るなら紫苑Sをレコード勝ちしたクリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎)か。その前走もラスト1ハロンを11秒0で加速して勝利しており、機動力は京都内回り向きと言える。ローズSの勝ち馬クイーンズウォーク(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は春よりも成長した姿をみせた。まだ伸びしろも見込め、2頭にどこまで迫れるか。

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