◆すばるS(4歳上オープン、リステッド、1月7日、中京競馬場・ダート1400メートル)=1月6日、栗東トレセン
オーヴァーネクサス(牡6歳、栗東・松下武士厩舎、父キズナ)の陣営のムードがいい。レース前日のこの日は、角馬場で乗り運動を消化。「状態は良いと思うよ。ここまでは言うことがないくらい、調整もうまくいっている」と話す松下調教師の表情がとにかく明るい。
前走のカペラS(中山)では1200メートル戦の速いペースで、追走に苦しむ場面がありながら、しまい伸びて4着。「ちょっと忙しそうだったね。今回の中京1400メートルの方が乗りやすいと思う。行きたがるところがあるけど、(北村)友一とは手が合うから」とこのコンビで勝った2走前のオータムリーフS(阪神)の再現を思い描く。最内枠から折り合いをつけられれば怖い存在だ。