第70回日経新春杯・G2が1月15日、中京の芝2200メートルで行われる。
ジャパンC3着以来の一戦になるヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)が中心。ヴェラアズール、シャフリヤール、デアリングタクト、ダノンベルーガら強豪と競り合っての戦いぶりで、現状の中距離路線でトップ級の能力を示した。日本ダービー3着、鳴尾記念1着の左回りのここはベストの条件。
オールカマー2着以来のロバートソンキー(牡6歳、美浦・林徹厩舎)。全国区に躍り出た2020年神戸新聞杯3着と同じ舞台で今度こそ重賞初Vがあってもいい。
青葉賞勝ち馬のプラダリア(牡4歳、栗東・池添学厩舎)は日本ダービー5着、菊花賞7着と世代上位の力量馬。休養でさらに実が入っていれば、争覇圏に加わってくる。
新潟の関越Sの勝ちっぷりがよかったイクスプロージョン(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、グレイトフルS2着のヴェローナシチー(牡4歳、栗東・佐々木晶三厩舎)、明け8歳も左回りのこの条件がベストのサンレイポケット(牡8歳、栗東・高橋義忠厩舎)にも警戒。(大上 賢一郎)