【日経新春杯】ジャパンC3着のヴェルトライゼンデが坂路で豪快 陣営「昔に比べて一瞬の切れが出てきた」

ヴェルトライゼンデ
ヴェルトライゼンデ

◆第70回日経新春杯・G2(1月15日、中京・芝2200メートル)1週前追い切り=1月5日、栗東トレセン

 ジャパンC3着だったヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドリームジャーニー)が、始動戦に向け1週前追い切りを行った。坂路を力強い脚取りで駆け上がり、51秒5―12秒1とラストまでしっかり伸びた。「いつも通り競馬に向かえそうです」と、橋口助手も上々の動きにうなずいた。

 21年1月のアメリカJCC2着後、屈腱炎を発症。長期休養を経て、昨年6月の鳴尾記念で重賞初制覇を飾った。「長期休養で成長しましたね。昔に比べて一瞬の切れが出てきた。前につけて切れる脚を使えるようになった。活気も出てきました」と同助手。中京2200メートルも3歳時の神戸新聞杯でコントレイルの2着に入っており問題ない。春のG1シリーズに向け、2つ目の重賞タイトルを狙う。

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