1月5日の中京1R・3歳未勝利(ダート1800メートル=13頭立て)は、2番人気のマコトヴィクラント(牡、栗東・鮫島一歩厩舎、父ダンカーク)が逃げ切り、関西圏の2023年“一番星”を挙げた。勝ちタイムは1分56秒4(良)。
大外枠から押して前へ。最初のコーナーでハナに立った。道中は1馬身のリードをキープ。抜群の手応えのまま直線を向くと、後続との差をじりじり広げて5馬身突き放した。
幸先のいい一年のスタートとなった坂井瑠星騎手は「今までの競馬を見たイメージと返し馬の感じから、メリハリの利いたレースがいいのかなと感じていました。その通りにうまくいって、いい内容で勝ってくれたと思います」と笑み。
鮫島調教師も「縁起がいいね。芝を使っていた馬(1番人気のカースソーサラー)が怖かったけど、うちの馬はコンスタントに走れていたからね。俺も(定年引退まで)残り2年余り。頑張ろうと思う」と話した。