◆第57回シンザン記念・G3(1月8日、中京競馬場・芝1600メートル)追い切り=1月4日、栗東トレセン
福永祐一騎手がデビューから4戦連続で手綱を執ってきたトーホウガレオン(牡3歳、栗東・石坂公一厩舎、父リアルスティール)は、坂路でルージュシェノン(4歳1勝クラス)と2頭併せ。しまい強めに追われ、54秒1ー12秒3で併入した。石坂調教師は「先週、先々週とCWコースでしっかりやっているので、きょうは併せて気合を乗せ、折り合いの確認をしました。デビュー前は幼くて坂路で動けませんでしたが、前走の前から動けるようになりました」と成長を感じ取る。
11月5日に初勝利を挙げてひと息入ったが、「朝日杯FSを予定していましたが、ナイラ(風邪の一種)で熱発して回避しました」という。一方で「間隔を取って、十分に力を出せる態勢です。マイルは初めてですが、むしろ脚がたまりそうで面白いと思います」。色気は十分だ。