藤田菜七子騎手は小倉で7鞍に騎乗 前走4着のアイファースキャン「1000メートルが合っています」

藤田菜七子騎手
藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、今週(1月28、29日)も小倉でプレー。7鞍(土曜3鞍、日曜4鞍)に騎乗する。

 「10年に一度の寒波」が襲来し、滞在する小倉にも積雪があった。「芝生などには積もっていたんですけど、思ったよりは降らなかったです。いろいろ除雪などをやって頂いたのもあると思うんですが、木曜日の段階ではもう雪がない状態です。おそらく競馬には影響はないと思います」。先週は未勝利に終わったが、1月15日以来となる今年2勝目を目指す。

 日曜3Rのアイファースキャンはマイルから1000メートルに距離を短縮した前走で一変。スピードを生かし3番手からレースを展開し、4着と好走した。デビューから2戦の2けた着順から大きく前進した。「ゲートが速く、ポンと出られました。枠が外(14頭立て13番枠)だったんですが、内枠だったらもっといい勝負ができたんじゃないかなと思っています。砂はできればかぶりたくないので、そういう競馬をしたいと思っています。この馬には1000メートルが合っていると思います」と好勝負を意識する。

 日曜7Rのベルカノアとは実戦初コンビ。25日には小倉ダートコースでの追い切りに騎乗した。「調教に乗った感じでは癖もなく、すごく素直でしっかり走ってくれるイメージはあります。今回からブリンカーを着けるのでいい方向に出ればと思っています」。このクラスで連対歴のある実力馬を勝利へ導けるか。

 日曜2Rのヌンフェルモは25日の調教でコンタクトをとった。「テンションが高くなりやすい馬なので、滞在で競馬ができるのはプラスになると思います。少しでも落ち着いて競馬に行ければいいですね」とポイントを挙げる。

 土曜12Rはセンドハーマイラブ。「小倉でずっと乗せてもらっていますが、本当に真面目で一生懸命に走ってくれます。結構いい時計で追い切りも出来ていました。1200メートルは少し忙しいかもしれませんが、荒れてきた馬場で差しが決まる展開になってくれればいいですね。一つでも上の着順を目指したいです」と前進を見込む。

 土曜2Rはサンスレッドに騎乗する。「新馬の前から調教などには乗せてもらっているんですが、その当時よりも少しずつ良くなっていてこの馬なりに成長しています。距離もこのぐらいが合っていると思いますし、いい競馬を見せられればと思っています」と前走(15着)以上を願った。

【土曜小倉】

2R・サンスレッド(牡3歳、美浦・深山雅史厩舎、父ファインニードル)

3R・サンランシング(牝5歳、美浦・堀内岳志厩舎、父ロージズインメイ)

12R・センドハーマイラブ(牝5歳、美浦・高橋文雅厩舎、父アジアエクスプレス)

【日曜小倉】

2R・ヌンフェルモ(牝3歳、美浦・本間忍厩舎、父ストロングリターン)

3R・アイファースキャン(牡3歳、美浦・根本康広厩舎、父アイファーソング)

7R・ベルカノア(牝4歳、美浦・武藤善則厩舎、父モーリス)

8R・エイシンディアデム(牝5歳、美浦・根本康広厩舎、父ディープインパクト)

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