【アーリントンC】川田将雅騎手騎乗のナヴォーナは7着「精神的にまだ幼いぶん」

1戦1勝で臨んだナヴォーナは7着(カメラ・高橋 由二)
1戦1勝で臨んだナヴォーナは7着(カメラ・高橋 由二)

◆第32回アーリントンC・G3(4月15日、阪神・芝1600メートル)

 NHKマイルC(5月7日、東京)の優先出走権(1~3着)をかけて3歳馬18頭が争い、唯一の重賞ホースとして参戦した単勝5番人気のオオバンブルマイ(牡、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)が、初コンビを組んだ武豊騎手の手綱でゴール直前差し切り、昨年11月の京王杯2歳Sに続く重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分33秒9(重)。武豊は2011年のノーザンリバー以来12年ぶりのアーリントンC7勝目を挙げた。

 先に抜け出した4番人気のセッション(団野大成騎手)が頭差の2着。さらに首差の3着に2番人気のショーモン(鮫島克駿騎手)が続き、ここまでが優先出走権を手にした。騎手リーディングを快走する川田将雅騎手とコンビを組んだナヴォーナは最少キャリアの1戦1勝にもかかわらず3番人気を集めたが、7着に終わった。

 池添謙一騎手(シルヴァーデューク=4着同着)「いいところを取れたし、直線を向いた時には反応してくれた。坂の途中ぐらいで同じ脚になってしまった。3着馬にも差

し返されたし、もうひと押しですね」

 岩田康誠騎手(トーホウガレオン=4着同着)「乗りやすい馬だけど、1600メートルは少し忙しい。距離は長い方がいい。今日に関してはよく走ってくれた」

 西村淳也騎手(ドクタードリトル=6着)「もう一列前がほしかった。良く伸びてはいるんですが」

 川田将雅騎手(ナヴォーナ=7着)「勝ち馬の後ろで競馬を進められましたが、精神的にまだ幼いぶん、走り切れませんでした」

 酒井学騎手(キョウエイブリッサ=8着)「しまいは脚を使ってくれるのでためる形で進めました。直線の入り口で置かれたが、脚は使ってくれている。差しの利く馬場ならもう少しやれた」

 横山和生騎手(スカイロケット=9着)「馬場もあったかな。ゲートもレース前から(テンションが)盛り上がっていた」

 藤岡康太騎手(オーシャントライブ=10着)「ゲートがひと息だったし、馬場も少し影響した。稽古ほど動けなかった」 クリストフ・ルメール騎手(ヤクシマ=12着)「一生懸命過ぎた。マイルでこういう馬場は距離が長い感じ。最後は苦しくなった」

 幸英明騎手(タリエシン=13着)「3、4コーナーで外に逃げてうまく推進できなかった。芝がダメということはない」

 荻野極騎手(ティニア=15着)「大外なりの競馬で外、外を回る苦しい形になった。力はこんなもんじゃないと思うので、これからに期待したい」

 和田竜二騎手(タイセイクラージュ=16着)「ゲートまでおとなしかったが(レースでは)全然、反応してくれなかった。気難しい感じがある」

 藤岡佑介騎手(ランスオブサウンド=17着)「力みが強くて最後まで持たなかった」

 高倉稜騎手(マルチャン=18着)「スタートも決まってバランス、リズムを保って走れていた。馬場が悪すぎて勝負所で進んでいかなかった」

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