【東京5R・2歳新馬】怪物出現! シュトラウスが持ったままで9馬身V レーン騎手「いいポテンシャル」

9馬身差で圧勝したシュトラウス(右、カメラ・荒牧 徹)
9馬身差で圧勝したシュトラウス(右、カメラ・荒牧 徹)

 6月3日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル、9頭立て)は、単勝1・4倍の断然人気に推されたシュトラウス(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)が後続に9馬身差をつけて圧勝デビューを飾った。勝ち時計は1分36秒9(不良)。

 スタートを五分に出て、序盤は2番手を運んだが、スピードの違いで3角手前から早くも先頭に立った。抜群の手応えで直線に向くと、ほぼ持ったままで後続をどんどんと突き放し、9馬身の圧倒的な差をつけて、最後は流しながらゴールに飛び込んだ。不良発表の芝でラスト3ハロンは11秒5、11秒4、11秒6の上々のラップを刻んでの圧勝だった。

 ダミアン・レーン騎手は「いい馬です。いいスタートを切って、折り合いが付くまでに時間はかかかったけど、後半でリズムよく行けて、直線では余裕を持っていい勝ち方ができました。今日はいい経験をさせることができたので、この経験が次につながればステップアップできると思います。いいポテンシャルを持っています」と高評価した。

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