【マーメイドS】今村聖奈騎手が手綱を執るハギノメーテル、障害戦使って良化 斤量50キロでチャンス

今村が4戦ぶりに手綱を執るハギノメーテル
今村が4戦ぶりに手綱を執るハギノメーテル

◆第28回マーメイドS・G3(6月18日、阪神・芝2000メートル)

 第28回マーメイドS・G3(18日、阪神)に出走するハギノメーテルは、この日金沢競馬で実戦復帰した今村が4戦ぶりに手綱を執る。20年のサマーセント、21年もシャムロックヒルと斤量50キロの馬が勝っており、同じ50キロの同馬にチャンスはある。

 13日は栗東・坂路で62秒2―14秒7をマーク。馬体もふっくらと見せている。寺島調教師は「前走で464キロに減った体も、490キロまで戻っています。3走前に障害戦を使った効果が出たかな」と良化に手応えを感じている。

 5月20日の2勝クラスを勝っての格上挑戦。東京・芝1400メートルから条件はガラッと替わる。「(前走の)藤懸騎手がマーメイドSも面白いと。距離はこなせないわけではないし、状態がいいので。いい馬場と50キロではまってくれないかな」とトレーナー。芝2000メートルは1戦して9着だが、障害で鍛えた脚力と愛弟子のエスコートで一発をもくろむ。(山下 優)

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