◆第28回プロキオンS・G3(7月9日、中京・ダート1400メートル)
タガノビューティー(牡6歳、栗東・西園正都厩舎、父ヘニーヒューズ)が悲願の重賞初Vを狙う。3走前の根岸S(4着)からブリンカーを着用。次戦のコーラルS・リステッドを勝つと、続くかしわ記念・交流G1も2着に入った。西園正調教師は「ここに来て軌道に乗ってきた。一花咲かせてくれた」と目を細める。
1週前追い切りでは、栗東・CWコースで6ハロン79秒5―12秒3の好時計。指揮官は「相変わらず調子がいい」と手応えを示す。「賞金を加算したい。フェブラリーSに毎年出せていない」。初タイトルを手にし、今後のG1戦線につなげる。