【ジャパンダートダービー】6番人気キリンジがJRA勢最先着の2着 藤岡佑介騎手「期待以上」

「3強」のうち2頭をかわし、JRA勢最先着の2着と健闘したキリンジ(カメラ・池内 雅彦)
「3強」のうち2頭をかわし、JRA勢最先着の2着と健闘したキリンジ(カメラ・池内 雅彦)

◆第25回ジャパンダートダービー・交流G1(7月12日、大井・ダート2000メートル=良)

 3歳ダート王者を決める一戦は牡馬11頭(JRA7、南関東4)によって争われ、御神本訓史が騎乗した地元の1番人気ミックファイア(大井・渡辺和雄厩舎、父シニスターミニスター)がデビュー6連勝でJRAの強豪を退け、羽田盃、東京ダービーに続く南関東3冠を達成した。勝ち時計は2分4秒6。無敗での達成は3冠が羽田盃、東京王冠賞、東京ダービーで構成されていた2001年のトーシンブリザードに続く史上2頭目となった。

 2馬身半差の2着は6番人気のキリンジ(藤岡佑介騎手)。単勝3倍台の2、3番人気ユティタム(4着)、ミトノオー(3着)をゴール前でかわし、JRA勢最先着を果たした。

 藤岡佑介騎手(キリンジ=2着)「返し馬でコンディションがいいのを感じて、大井の2000メートルは合うだろうと陣営と話していた。期待以上に走ってくれた。砂をかぶって頭を上げたり若さが有る中でのパフォーマンスでいい競馬でした」

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