福島11R・バーデンバーデンカップ・馬トク激走馬=デュガ
1、2勝目は逃げ切りVも、道中のポジションを徐々に下げていた近走の戦いぶり。前走は結実の差し切り勝ちだった。1分20秒2の時計も優秀。抜け出した後、気の悪さを出し、詰められたところを見ると、位置取り云々より、気分良く走らせ、爆発力につなげることが、この馬のテーマに思える。
気性の問題は連続騎乗の菅原騎手とのコンビワークで軽減。乗り方が制限される1番枠も、11頭立てなら、そこまで窮屈な競馬にはならないだろう。中間の坂路でも相変わらず迫力の走りを見せており、スムーズに駆ければ、3勝クラスを勝つ力量は十分に備えている。