熱中症で死んだ菊花賞馬アスクビクターモアを廣崎利洋オーナーが悼む「今は寂しいです」

昨年の菊花賞を制したアスクビクターモアと廣崎利洋オーナー(馬上は田辺裕信騎手)
昨年の菊花賞を制したアスクビクターモアと廣崎利洋オーナー(馬上は田辺裕信騎手)

 熱中症による多臓器不全で8月8日に死んだ昨年の菊花賞馬アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)のオーナー、廣崎利洋氏(馬主名義は廣崎利洋HD)が11日、スポーツ報知に哀悼の言葉を寄せた。

 昨年の菊花賞は京都競馬場の改修工事のため兵庫・宝塚市の阪神競馬場で開催。廣崎氏は隣接する西宮市出身とあり、「出身地の競馬場でG1を勝たせていただき、ものすごいプレゼントをもらいました」と改めて感激を振り返った。自身3頭目のG1馬で、古馬戦線でもさらなる活躍を期待していたところだけに「とにかく突然でした。今は寂しいです」と無念さをにじませた。

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