◆第43回新潟2歳S・G3(8月27日、新潟・芝1600メートル)
7月22日中京の新馬戦(芝1600メートル)を勝ち上がったルクスノア(牝、栗東・平田修厩舎、父オルフェーヴル)。好位のインで折り合って抜け出し、センスの良さが光った。
16日の1週前追い切りは、栗東・坂路で51秒1―11秒9と鋭い動きを披露。新馬戦に続いてコンビを組む永島まなみ騎手が騎乗した。「しっかり単走でも動けていましたし、1回使ってもう一段良くなっている印象です。ちょっと折り合いが課題になるので、調教でもなるべく我慢できるように。馬がイレ込みすぎないような環境で乗れるように、意識して調教しています」とコンタクトを深めている。
今週も火曜のキャンター調整から感触を確かめ、最終追い切りでも手綱を執る予定。「教えたことを少しずつ覚えてくれて、すごく賢い馬です。強い馬出てきますけど、ノアも強いと思います」と色気十分だ。(玉木 宏征)