【阪神11R・大阪スポーツ杯】斤量で2キロのアドバンテージがある3歳馬2頭を上位視した。中心は◎サンライズフレイム。デビュー2戦目こそ若さが全面に出てしまい3着に敗れたが、キャリア4戦で3勝クラスまで上がってきた素質馬だ。
近2走ではダート7ハロンの高い適性を示した。1勝クラスは終始外を回って楽々と抜け出す完勝。前走は残り1ハロンで進路が狭くなりかけたが、内に切り替えると一気に伸びて2着にきっちり1馬身差をつけた。いずれも前をつかまえに行く時の脚が俊敏で豪快。まだまだ奥がありそうに見える。
最も暑い時期を放牧先で過ごし、帰厩後は栗東・CWコースと坂路を併用して調整。よりパワフルになった脚さばきには夏の成長が見て取れる。500キロを優に超える大型だが、十分に動ける仕上がりにあると判断。V3に期待する。
グレートサンドシーも互角の能力を備える。初の右回りがカギだが、スムーズに対応できれば2戦2勝の距離で巻き返しは必至。常に鋭い末脚で差してくるラヴケリー、初ダートでメドを立てたシャンブルも注意する。