◆第43回白山大賞典・交流G3(9月26日、金沢競馬場・ダート2100メートル=良)
JRA勢5頭を含む12頭立てで行われた一戦は、川田将雅騎手が騎乗した単勝1番人気のウィルソンテソーロ(牡4歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック)が好位から抜け出した。これでかきつばた記念、マーキュリーCと交流重賞3連勝。川田騎手はメイショウカズサで勝った2021年以来の勝利で、今年の交流重賞9勝目となった。勝ち時計は2分11秒0。
2着にメイショウフンジン(幸英明騎手)、3着にペイシャエス(菅原明良騎手)が続いた。
川田将雅騎手(ウィルソンテソーロ=1着)「無事に終わって何よりです。気持ちが前向きな馬ですから、そこをこちらが少しコントロールしながら、自分のリズムを守りながらの道中でした。少し具合的にもう一つよくなるような状態でレースを迎えていましたので、そのぶん、最後は苦しくなるだろうなと想像した通りの内容でしたが、それでもしっかりと勝ち切れるレースを組み立てていきました。具合的にはもう一つ、いい状態で次へ迎えると思います。
僕が乗せていただくようになって、3戦目ではありますけど、一戦ごとにダート馬らしい筋肉を身にまといながら、成長を感じますし、これから先も力をつけて、一番高いところで戦える馬になってくれることを願います」