【凱旋門賞】ハーツクライ産駒コンティニュアスは5着 日本産のアイルランド調教馬

ムーア騎手騎乗のコンティニュアスは5着(カメラ・高橋 由二)
ムーア騎手騎乗のコンティニュアスは5着(カメラ・高橋 由二)

◆第102回凱旋門賞・G1(10月1日、フランス・パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)

 世界最高峰のレースの一つは、15頭によって争われ、日本産のアイルランド調教馬として注目されたコンティニュアス(牡3歳、Aオブライエン厩舎、父ハーツクライ)は5着に敗れた。勝ったのは今年のフランスダービー馬エースインパクト(牡3歳、フランス・JCルジェ厩舎、、父クラックスマン)。デビュー6連勝と無敗での凱旋門賞制覇は2013年トレヴ以来の10年ぶりの快挙。

 コンティニュアスは北海道新冠町・パカパカファームの生産。前走の英セントレジャー・G1(ドンカスター競馬場・芝2910メートル)で、日本産馬として2018年英2000ギニーのサクソンウォリアー、2021年英オークスのスノーフォール(ともに父ディープインパクト)に続く史上3頭目の欧州クラシック制覇を果たしていた。

 同厩舎にはコンティニュアスと同様に日本で種付けを行い、英ダービー、愛ダービー、愛チャンピオンSと今年G1を3勝したアイルランド生まれのディープインパクトの最終世代となる産駒、オーギュストロダン(牡3歳)がいる。

 日本から唯一の参戦となったスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドリームジャーニー)は4着。日本産馬の初制覇はならなかった。

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