土曜の京都は芝で行われた6つのレースのうち、逃げた馬が3度馬券に絡み、4Rは11番手で直線に向いたケーブパールが直線一気でデビューV。土曜から雨も散水も無く、8枠の馬も2頭勝ち有利、不利のないコンディションで日曜日を迎えた。
菊花賞デー最初の芝のレースとなった3Rの2歳未勝利(芝2000メートル)はオールデュスヴラン(牡、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)が道中はインを回り直線で2頭ぶん外に出してゴール前で差し切り。1、2、3着馬の4角の位置取りは5、5、10番手だった。
プリンスジョイ(9着)に騎乗していた和田竜二騎手は「見た目より重い。上がりもかかってるし。ボコボコはしてないけど、ソフトな感じはする」と指摘し、日曜になって差し優勢になりそう。春はトモ(後肢)が緩く、皐月賞を後方一気で制したソールオリエンス。担当の名畑助手が「前回からトモがしっかり。前回の感じを維持しています」と自信を持っており、2冠に向けて追い風になりそうだ。(玉木 宏征)