【有馬記念】ハヤヤッコに連日届くファンの愛 国枝調教師や厩舎スタッフが感謝の思い明かす

ハヤヤッコと担当の田村助手(カメラ・荒牧 徹)
ハヤヤッコと担当の田村助手(カメラ・荒牧 徹)

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)

 白毛馬として史上初めて暮れのグランプリに挑むハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)へ、連日のように“ファンの愛”が届いている。人気馬らしくレースがあるごとにファンから手紙が届くことはあったが、有馬記念が近づくにつれて、毎日のようにファンレターやお守りを送られてきているという。国枝調教師は「俺なんかより、ハヤヤッコの方がファンレターが多くて、本当にすごいよね。ありがたいことです」と、笑顔で感謝する。

 ハヤヤッコを担当している田村助手も、ファンの気持ちを同じ気持ちで受け止めている。「ハヤヤッコは年を重ねるにつれて応援団が増えてきたのか、アルゼンチン共和国杯の勝利、そして有馬記念に出走できることが決まってから、お守りのプレゼントが増えてすごい馬です。全ての方にお礼の気持ちをお伝えすることはできませんが、心より感謝しています」と、大切に目を通して励みになっているという。

 前走のアルゼンチン共和国杯は、10番人気の低評価を覆す大激走で、2年ぶりの白星をつかんだ。田村助手も「前走は感動しました。すごい馬なんだなと、改めて感心した気持ちと半分半分でしたね」と驚くばかりだったそうだ。多くのファンの熱い思いも背負って、夢舞台へ向かっている。

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