北米の年度代表馬はBCディスタフを制した3歳牝馬 日本のアリスヴェリテも対戦

ケンタッキーオークス制覇時のソーピードアンナ(カメラ・高橋 由二)
ケンタッキーオークス制覇時のソーピードアンナ(カメラ・高橋 由二)

 北米競馬の年度代表を表彰するエクリプス賞の授賞式が24日(現地時間23日)が行われ、2024年の年度代表馬にはソーピードアンナ(牝3歳、K・マクピーク厩舎、父ファストアンナ)が選出された(年齢は昨年時点の表記)。

 同馬の2024年はBCディスタフやケンタッキーオークスなどG1・5勝を含む7戦6勝。BCクラシック覇者シエラレオーネとトラヴァーズSを制したフィアースネスを抑えて、牝馬では2011年のハヴルドグレイス以来13年ぶりの受賞となったが、3歳牝馬としては2009年のレイチェルアレクサンドラ以来となる2頭目の快挙だった。

 昨年のBCディスタフでは日本馬も参戦。アリスヴェリテ(牝4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が4着に好走している。

 ソーピードアンナは2022年10月に行われたファシグティプトン社の1歳セールで落札額が4万ドル(当時約600万円)に過ぎなかった牝馬。米国の1歳馬セールとしては安い価格帯に入る市場で、同セールの最高落札額が70万ドルのガンランナー産駒だったことを考えても注目度の低い馬だったことが分かる。まさに”シンデレラストーリー”となった。

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