◆若駒S(1月25日、中京・芝2000メートル、リステッド)=1月24日、栗東トレセン
ジュタ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)は坂路でゆっくりと体を動かした。時折、跳ねたりする若さをのぞかせるが、いいバネを持っている。久保助手は「普段はおとなしいけど、気持ちが入っているね。跳ねているのも、遊んでいる感じなんだ」と納得の表情を浮かべた。
新馬戦で強い勝ち方を披露し、続くG1のホープフルSでは4着に好走。今年の飛躍を予感させる走りだった。「前走を使ってから、いい感じになった。疲れもなさそうだね。ホープフルSまではあまり飼い葉を食べなかったけど、急に飼い葉を食べるようになった。そのぶん、実になってきた」と同助手は成長を実感した。
22年のセレクトセール当歳セッションで3億2000万円の高額で取引された素質馬。勝ち切ってクラシック戦線に名乗りを上げる。