◆第48回高松宮記念・G1(3月25日、中京競馬場・芝1200メートル、良)
春のG1シリーズ開幕を告げるスプリント戦は、2番人気のファインニードル(牡5歳、父アドマイヤムーン=栗東・高橋義忠厩舎)が川田将雅騎手に導かれ、ゴール寸前で差し切り勝ち。2度目のG1挑戦で初タイトルを手にした。
3番人気のレッツゴードンキ(岩田康誠騎手)が際どい2着に入り、10番人気のナックビーナス(三浦皇成騎手)が3着に続いた。断然1番人気に支持されたレッドファルクスは後方から伸びを欠き、8着に敗れた。
和田竜二騎手(レーヌミノル=7着)「外でうまく流れに乗れたんですが、追い出すと左にもたれてしまった」
大野拓弥騎手(スノードラゴン=9着)「一度使ってよくなっていました。ロスなく回って来られました」
北村宏司騎手(キングハート=10着)「出来はよかったですが、外枠でしたからね。内枠ならもう少し上位に来られたと思います」
フィリップ・ミナリク騎手(ネロ=11着)「ハナに行って気分よく行くのがいいタイプ。枠も外できょうは先頭でレースができなかった」
北村友一騎手(シャイニングレイ=12着)「イメージしていた位置で競馬はできました。ただ、久々の影響か、昨年のCBC賞のような脚は使えませんでした」
武藤雅騎手(ノボバカラ=13着)「うしろからの指示。緩い馬場にも対応してくれましたし、芝でも頑張ってくれました」
吉田隼人騎手(リエノテソーロ=14着)「ブリンカーが効いて理想的な位置で運べた。ただ、芝の1200メートルだとトップギアに入らない感じですね」
森一馬騎手(ラインスピリット=15着)「ゲートでつまずいてしまったことがすべてです」
西田雄一郎騎手(ラインミーティア=16着)「状態は上がっていましたが、メンバーが強かったですね」
福永祐一騎手(ジューヌエコール=17着)「上位馬を見ながら運べたが、直線で手応えがなくなってしまった」
松山弘平騎手(ダイアナヘイロー=18着)「好位で競馬はできましたが、中京のような少し重い馬場では持ち味が生きない感じでした」