17日の函館5R・新馬(芝1200メートル=14頭立て)は、3番人気に推されたエイシンフラッシュ産駒のナンヨーイザヨイ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎)が好位から抜け出し、初陣を飾った。勝ち時計は1分9秒4。
好スタートを決め、少し手綱を押して2番手につけると、道中はリズムよく運んだ。逃げたマノラムを残り100メートルで捕らえ、1馬身半差で快勝した。
岩田康誠騎手は「気性が真面目で、ゲートをスッと出た。体が太くてモタモタした。使って上積みはあるはず。さらに良くなると思う」と良化に期待した。
管理する松永幹夫調教師は「ゲートを決めて、本当にいい内容でした。ジョッキーもうまく乗ってくれました。体は多少太くて、どんな感じかなと思っていたが、スムーズでいい内容でした。次走は函館2歳S(7月22日、函館)に向かおうかなと思います」と手応えをつかんだ様子だった。