◆オメガハートクィーン(9月22日、阪神5R・新馬、芝1600メートル=2着)
好スタートを決めて主導権を奪った。折り合いもスムーズで、前半の半マイルを49秒6のスローにうまく落として、マイペースの逃げ。そのぶんが直線のしぶとい粘りにつながった。評判だった勝ち馬のヴァンドギャルドにこそかわされたが、2着に粘り込む好内容だった。
レース前に鮫島克駿騎手は「調教の本数が足りず、もう少し(調教本数が)欲しい感じはします。ただ、いい動きはしていますよ」と仕上がり途上でありながら素質を認めていた。“追い切り”替わりを叩いた上積みは大きそうで、次走は要チェックだ。(宮崎 尚行)