12日に行われた香港国際競走の香港スプリント(シャティン競馬場・芝1200メートル)に出走した今年のスプリンターズSの覇者、ピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父モーリス)は、4コーナーで4頭が落馬する事故に巻き込まれて競走中止となり、その後の検査で左前膝の骨折が判明した。同日、馬主のシルクホースクラブが、公式ツイッターで公表した。
ツイッターでは「レース後すぐの歩様には問題ありませんでしたが、時間の経過と共に左前膝・右トモに腫れが生じてきたため、レントゲン検査を行ったところ、左前膝の骨折が判明しました。なお、右トモは捻挫とのことです。また、胸前には過度な筋肉痛の症状も窺えるようです」と説明した。なお、骨折の程度や全治など詳細は明らかになっていない。