シャザーンに競り勝ったダノントルネード、川田騎手「大きな鼻差でした」…2歳新馬評価

ダノントルネード(右は2着のシャザーン)
ダノントルネード(右は2着のシャザーン)

 新潟、札幌2場で土日の新馬戦6鞍。外厩・ノーザンファームしがらき組が着実に2勝を積み上げた。

【7月31日・新潟5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=10頭立て】

◆ダノントルネード(牡、栗東・中内田充正厩舎、父ハーツクライ、母シーウィルレイン、母の父マンハッタンレイン)500キロ、馬主=ダノックス、生産牧場=ノーザンファーム

【血統】母の父はフェアリーキング系のサイアー。母シーウィルレインはゴールデンスリッパーS(芝1200メートル)とモイアS(芝1000メートル)の豪G1・2勝をあげた。昨年のセレクト1歳セールにおいて1億6500万円で落札。

【レースVTR】道中は2番手で逃げた2着馬をマークする形。直線はラスト200メートルを切っていったん先頭に立つも盛り返され、最後は首の上げ下げの大接戦で2億2000万円の高馬シャザーンに鼻差で競り勝った。勝ち時計は1分50秒6。

【コメント】川田将雅騎手「強い馬がいたので、目いっぱい走らざる得ない競馬になりましたが、大きな鼻差でした。疲れを癒やして次に迎えればと思います」

【将来性】★★★★ 

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

リバティアイランド◇30日新潟5R芝1600(ノーザンファームしがらき)

ニシキギミッチー ◇30日新潟6Rダ1200(ブルーステーブル)

ブライトファントム◇30日札幌5R芝1500(浦河町)

ダノントルネード ◇31日新潟5R芝1800(ノーザンファームしがらき)

フルメタルボディー◇31日新潟6R芝1400(グリーンウッド)

ウェイビー    ◇31日札幌5R芝2000(フジワラファーム)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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