8月6日の新潟の新馬で5馬身差の圧勝を演じ、注目を集めているフェイト(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)の次戦は、東京スポーツ杯2歳S・G2(11月19日、東京競馬場・芝1800メートル)が有力になっていることが8月20日、分かった。
藤田晋オーナーが所有する同馬は、父も管理していた矢作調教師の手がけるリアルスティール産駒。昨年のセレクトセール1歳で1億6000万円がつき、デビュー戦もスケールの大きな走りで他馬を寄せ付けなかった。「よほど状態が良ければ、その前に一度使うかもしれませんが、現時点では東京スポーツ杯2歳Sが有力です。相手関係もあるかもしれませんが、久々に『きたな』という感じがしましたね」と矢作調教師は愛馬の素質を高く評価し、今後に期待を寄せていた。