【阪神JF】3番人気ウンブライル後方のまま15着 横山武史騎手「はじける感じがありませんでした」

◆第74回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月11日、阪神競馬場・芝1600メートル=良)

 来春のクラシックを目指す2歳牝馬による世代初のG1戦は、フルゲートの18頭で争われ、前哨戦のG3・アルテミスS2着の1番人気リバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が、川田将雅騎手に中団8番手から導かれ、一気差しでG1初タイトルを手にした。重賞初制覇。

 勝ち時計は1分33秒1。

 2馬身半差の2着には12番人気のシンリョクカ(木幡初也騎手)が入った。そこから首差の3着が10番人気のドゥアイズ(吉田隼人騎手)だった。

 デヴィッド・イーガン騎手(アロマデローサ=4着)「いいスタートから、いいポジションで競馬できました。直線まで手応え十分に回ってこられましたし、しっかり走ってくれました」

 原優介騎手(ミシシッピテソーロ=5着)「勝った馬の後ろで、マークする形でスムーズに運べました。コーナーで3回ほど手前を替えるところはありましたが、このメンバーで5着。これから走ってきそうな感触は得られました」

 斎藤新騎手(ドゥーラ=6着)「出負けしたぶんですかね。阪神外回りの馬場が初めてだったことを考えたら、最後はすごくいい脚を使ってくれました」

 横山和生騎手(サンティーテソーロ=7着)「いつも通りのスタートで、ぎりぎりのところでなだめつつ運びました。強い相手によく頑張っています。調教に乗った感じから、今後、距離を詰めていって気性面に奥行きが出てくれば、大きいところを狙っていける馬だと思います」

 酒井学騎手(エイムインライフ=8着)「スタートした後に狭くなり、ひるんで勢いがつきませんでした。直線で外が開いてからはもう一度ハミを取って伸びてくれました」

 ミルコ・デムーロ騎手(ミスヨコハマ=9着)「いい雰囲気で具合は良さそうでしたが、最後はそんなに伸びませんでした」

 鮫島克駿騎手(ブトンドール=10着)「枠をリカバーする騎乗をしたいと考えていました。懸念していた通り距離が長いのか、いつも伸びる馬が残り200から300メートルで止まってしまいました」

 坂井瑠星騎手(ラヴェル=11着)「前回に比べて道中の力みが強く、消耗してしまっているぶん、最後にはじけ切れませんでした」

 岩田望来騎手(イティネラートル=13着)「距離が長いと感じましたが、前に行く力はあるので1200から1400メートルで順調に使っていければ」

 和田竜二騎手(キタウイング=14着)「ゲートはまずまず出た。壁をつくれるポジションを取れたと思ったけど、この馬にはペースが速かったんでしょうか。もう一列、後ろから運んだ方が良かったのかも知れません」

 横山武史騎手(ウンブライル=15着)「ゲートが遅いのは想定内でした。ただ、3、4コーナーも1600メートルに延ばしたわりに促し通し。不利もありましたけど、はじける感じがありませんでした」

 菱田裕二騎手(ハウピア=16着)「まだキャリア3戦目ですし、これからの成長に期待します」

 松山弘平騎手(ムーンプローブ=17着)「外枠のぶん、外、外を回らされて苦しくなりました」

 石橋脩騎手(リバーラ=18着)「少しテンションが高かったです。並びとしてあれ以上は下げられない位置でしたし、4コーナーで手前を替えた時に走りのバランスが悪くなって、気持ちが切れてしまったようです」

15着のウンブライル(カメラ・岩田 大補)
15着のウンブライル(カメラ・岩田 大補)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル