【愛知杯展望】昨年のマーメイドS2着、小倉記念1着のマリアエレーナが中心

愛知杯の登録馬。※騎手は想定
愛知杯の登録馬。※騎手は想定

 第60回愛知杯・G3が1月14日、中京の芝2000メートルで行われる。

 昨年のマーメイドS2着、小倉記念1着のマリアエレーナ(牝5歳、栗東・吉田直弘厩舎)は、その勢いで挑んだ天皇賞・秋で7着と好戦。休養でさらに充実度が増していれば、ここは当然中心視。

 秋華賞5着以来のアートハウス(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)も実績、実力最上位の一頭。ローズS1着の走りっぷりを見ても、この条件は最適。悲願のG1制覇の足掛かりにしたい一戦だ。

 クイーンS2着、福島記念2着があるサトノセシル(牝7歳、美浦・堀宣行厩舎)、中日新聞杯3着アイコンテーラー(牝5歳、栗東・河内洋厩舎)、アンドヴァラナウト(牝5歳、栗東・池添学厩舎)はエリザベス杯17着も、一昨年のローズSを勝った舞台でもあり、見直しが必要。フローラS1着があるエリカヴィータ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)、チャレンジC2着からの参戦ルビーカサブランカ(牝6歳、栗東・須貝尚介厩舎)、ユートピアSを勝った上がり馬ルージュエヴァイユ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎)も、過去にG1で差のない競馬ができており、警戒したい。(大上 賢一郎)

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