【京都記念】ダービー馬ドウデュースが貫禄V 武豊騎手「もう一度最強と呼ばれるぐらいの結果を出したい」

3馬身半差の快勝で23年初戦を飾ったドウデュースと武豊(カメラ・高橋 由二)
3馬身半差の快勝で23年初戦を飾ったドウデュースと武豊(カメラ・高橋 由二)

◆第116回京都記念・G2(2月12日、阪神・芝2200メートル、良)

 伝統の古馬重賞は13頭立てで争われ、1番人気の日本ダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が武豊騎手を背に、直線であっさりと抜け出し、快勝した。昨年の凱旋門賞(19着)以来の始動戦で勝利を飾った。ダービー馬が京都記念(1983年まで年2回実施)を勝つのは、1948年(春)のマツミドリ以来、75年ぶり。武豊騎手は2013年トーセンラー以来の歴代最多タイ5勝目。勝ち時計は、2分10秒9。

 3馬身半離れた2着は6番人気のマテンロウレオ(横山典弘騎手)、3着は4番人気のプラダリア(池添謙一騎手)が続いた。

 2番人気のエフフォーリア(横山武史騎手)は道中2番手で進めたが最後の直線で馬群に沈み、ゴールまでたどり着くことなく鞍上が下馬、競走中止となった。

 武豊騎手(ドウデュース=1着)「状態はすごくよかった。この馬を知り尽くしているスタッフですし、いい状態で(復帰戦を)迎えることができました。ポジションにはこだわらず、前半は急がせないように乗ろうと思っていました。向こう正面で少し行きたがりましたが、それだけ元気がよかった。(直線は)この馬らしい反応でしたし、早く全力で走りたかったと思う。今日はらしさを出せて良かった。昨年のダービー馬ですし、もう一度最強と呼ばれるぐらいの結果を出したい」

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