【中山記念】ダノンザキッドが2年2か月ぶりの勝ち星狙う 安田隆調教師「もう1回中山で結果を」

ダノンザキッド
ダノンザキッド

◆第97回中山記念・G2(2月26日、中山・1800メートル=1着馬に大阪杯の優先出走権)=21日、栗東トレセン

 香港カップ2着のダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎、父ジャスタウェイ)が、20年ホープフルS以来となる2年2か月ぶりの勝ち星を狙う。この日の栗東は吹雪だったが、どっしりしたフォームで坂路を64秒7―15秒8で駆け上がった。安田隆調教師は「幼さが抜けて、背腰がしっかりしてきた」と順調ぶりを伝えた。

 昨年はマイルCS3着からの臨戦だったが、1番人気で7着に敗れた。しかしその後は関屋記念、毎日王冠で3着。マイルCS、香港カップで連続2着と、安定感を取り戻している。指揮官は「あの時の出来と今の出来は違う。もう1回中山で結果を出したい。結果次第でドバイも考えています」と期待を込めた。

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