◆若葉S(皐月賞トライアル)・オープン・リステッド(3月18日、阪神・芝2000メートル)=3月17日、栗東トレセン
マイネルエンペラー(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎、父ゴールドシップ)は角馬場からCWコースでキャンター調整。450キロ台の体でも大きく見せており、体調の良さが伝わる。山田助手は「動きはいいですね。馬に気持ちも入って、体も使えている」と最終調整に満足そうだった。
気性が激しいと言われるゴールドシップ産駒だが、「すごくお利口さんで、いれ込んだりもしません」と賢さがこの馬のセールスポイント。「まだこれから良くなる馬ですが、今のこの馬としてはいい感じで仕上がっています。雨予報ですし、他が道悪に苦しむようなら面白いです」と期待を込めた。オークス馬ユーバーレーベンの全弟でもあり、秘めたポテンシャルの高さに注目だ。