JRAは18日(土曜)の中山、阪神、中京での競馬開催について、電話・インターネット投票の発売を9時から行うと発表した。
前日17日には、厩舎従業員春闘による影響が予想されるため、インターネットによる金曜日夜間発売および土曜早朝発売(即PAT会員及びJRAダイレクト 金曜18時30分から土曜9時)を取りやめていた。
JRAの厩務員、調教助手らが加盟する主要4労組(関東労、全馬労、関西労、美駒労)と日本調教師会は17日の第2回団体交渉を行い、全馬労を除く3労組との交渉が決裂した。しかし、日本調教師会は調教師、組合非加入者のほか、制度導入後初めて補充員(定年退職、途中退職した経験者)約20人を動員しながら開催業務(パドックで馬をひくなど)を行うことを決断。JRA職員も装鞍などの補助的な手伝いは可能だとしている。