【クイーンS】古川奈穂コンビ16戦目グランスラムアスクで重賞初挑戦制覇だ

札幌で追い切りに騎乗した古川奈
札幌で追い切りに騎乗した古川奈

第71回クイーンS・G3(7月30日、札幌競馬場・芝1800メートル)追い切り

 第71回クイーンS・G3(30日、札幌)で重賞に初挑戦する古川奈穂騎手と、第23回アイビスSD・G3(同、新潟)で直接対決する藤田菜七子、今村聖奈の両騎手が26日、それぞれ騎乗馬の最終追い切りに騎乗した。

 重賞初挑戦を迎える古川奈は札幌・ダートコースでグランスラムアスクの追い切りに騎乗した。5ハロン68秒2―12秒1。インタクト(3歳未勝利)を内から3馬身追走して1馬身先着と、上々の動きを見せた。コンビは実に16戦目だが、「初めてやった形だけど、思った以上にスッと抜け出せて雰囲気は良かったです。まだ体に余裕があるので、これで絞れれば」と納得の表情を見せた。

 追い切り後には門別競馬でJRA交流競走の8R・リゲル特別に騎乗し、自厩舎のリーゼントミニーで勝利。G1騎乗が可能になる通算31勝に到達した。グランスラムアスクは目下連勝中でもあり、JRA女性騎手3人目の重賞制覇へますます期待は膨らむ。「内容とともに馬も成長しています。心強いし楽しみが大きいですね」と意気込んだ。(角田 晨)

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