【POG】アドマイヤリードの子・キャプテンシーは7月30日の札幌競馬場でデビュー! 陣営「両親のいいとこ取り」

調教で好時計を出したキャプテンシー(カメラ・高橋 由二)
調教で好時計を出したキャプテンシー(カメラ・高橋 由二)

 17年ヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードの子、キャプテンシー(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父モーリス)は、7月30日の札幌5R新馬戦(芝1800メートル)でデビュー予定。26日の追い切りではブルーロワイヤル(4歳3勝クラス)を4馬身ほど追走して併入と、キビキビとした動きを披露した。

 420キロ前後で活躍した母譲りの小柄な馬体だが、田原助手が「現時点で450キロくらいあるし、レースでは440キロ台で出せると思います」と話すように、見た目以上の体からは筋肉の密度の高さがうかがえる。そこはやはり筋骨隆々だったモーリスの血だろう。同助手も「体はしっかりしていてモーリスに似ていますね。両親のいいとこ取りみたいな馬体です」と、声を弾ませた。

 母は激しい気性だっただけに精神面の落ち着きはカギだが、現時点では「2歳にしてはオンとオフがはっきりしているし、競馬でどうかですけど、扱いやすいですね」と大きな不安は見当たらない。大物候補の走りにデビュー戦から注目したい。

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