全兄は19年朝日杯FSの覇者サリオス、半姉は20年府中牝馬Sを勝ち、同年の有馬記念で2着と好走したサラキア。期待の良血サフィラ(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が、8月5日の新潟(芝1600メートル)に松山弘平騎手とのコンビで出走を予定している。
ここまで入念に乗り込み、1週前にはCWコースで6ハロン81秒0―11秒5の好時計を出し、8月2日の最終追い切りは坂路を軽快に駆け上がって53秒9―12秒0。順調な仕上がりでデビューVを狙う態勢は整ったか。
姉のサラキアも担当した山田助手は「この時期では姉よりカイバ食いがしっかりしていて緩さもありません。軽く動けるし、乗り味がいい。十分に時計も出ていますし、ゲートも普通に出ますから」と、新馬勝ちに手応え十分だった。