
8月5日の札幌1R・2歳未勝利戦(ダート1700メートル=14頭立て)は、2番人気のバルミーウェザー(牡、栗東・鮫島一歩厩舎、父パイロ)が、直線で抜け出してデビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分46秒5(不良)。
スタートで少しごちゃつき、道中は中団8番手から運んだ。脚抜きのいい馬場でペースが速く、追走に手間取る面ものぞかせたが、3コーナー過ぎから徐々に前へ進出していくと、4コーナーでは前を射程圏にとらえた。直線で外に持ち出すと、最後は鋭く脚を伸ばして、2着のカリフォルニアに5馬身差をつける完勝だった。
7月1日の函館での新馬戦(2着)に続き手綱を執った亀田温心騎手は「レースは忙しかったので、1700メートル(への距離延長)はプラスでした。こういう馬場だと忙しかったですね。背腰が緩くて、しっかりしてくればよくなりそう。素質はあると思うので、クラスが上がってもやれそう」と、秘める能力を評価した。
